雪の大谷への日帰り計画、駐車場の混雑状況とねらいたい日程

立山の「雪の大谷に行きたい。」

雪の大谷は、立山黒部アルペンルートの見どころのひとつ。
道路の両脇にそびえたつ高さ10メートルを超える雪の壁は、テレビなどでおなじみ、一度は目にしたことがあると思います。

東京から立山黒部アルペンルートに入るためには、長野県側では「扇沢(おうぎさわ)」というところで、車を駐車して、その後は専用の交通機関を利用する必要があります。

そこで気になるのは、駐車場の混雑状況いつなら混んでないのかということ。
せっかく行ったのに駐車場待ち渋滞で何時間も無駄にするなんてことは避けたいです。
今回の記事は、扇沢駐車場の混雑状況とねらい目の日程を調べてみました。

<2019年5月追記>

実際に扇沢駐車場の混雑状況を撮影してきました。

    1. この記事のもくじ
  1. 雪の大谷へのアクセス
  2. 扇沢駐車場の混雑状況
  3. マイカーを止めるための方法を検討
  4. 雪の大谷ウォークが出来る時期と雪の高さ
  5. ねらい目の日程(まとめ)
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雪の大谷への玄関口、扇沢駐車場の混雑について

雪の大谷へのアクセス


まずは雪の大谷への行き方です。
雪の大谷があるのは、「室堂(むろどう)」というところです。
東京から向かう場合は、長野県の扇沢に車を止めて、立山黒部アルペンルート専用の交通機関を乗り継いて行きます。

扇沢までは、関越自動車道の練馬ICから長野道の安曇野ICまで高速道路を利用します。
この地図では上信越道を使っていますが、中央道経由でも10分ほどしか変わりないので、混雑状況やお好みで決めていいと思います。

安曇野ICを降りた後は、一般道(山道)ですが、空いていれば1時間ほどで扇沢に到着します。

扇沢駐車場の混雑状況は

扇沢駐車場について

立山黒部アルペンルート公式HP
によると、扇沢駐車場は、無料320台、有料350台があります。

また混雑期の特定日には、扇沢から約8キロ離れた場所にある臨時駐車場(かもしか駐車場570台、らいちょう駐車場450台)が解放されます。(※駐車場整備協力金500円で扇沢までの送迎あり)
有料駐車場は精算機による支払のため、24時間入場可能です。
<有料駐車場の料金>
・第1、第2駐車場 12時間 1,000円(以降12時間毎に1,000円加算)
・第3、第4駐車場 24時間 1,000円(以降24時間毎に1,000円加算)

扇沢駐車場の混雑状況は

まず、立山黒部アルペンルート自体の混雑予測は、こちらの混雑予想カレンダーで見ることができます。
土日と祝日のほとんどが、混雑度Aになっていますね。

他の方が書いたブログなどを見ると、無料駐車場は前日の21時の時点でも満車になっていることもあるそうです。
ただし有料駐車場は6時半くらいでは空きがある場合が多いようです。

マイカーを止めるための方法を検討


混雑状況で見た通り、土日祝日に無料駐車場に止めるには、相当気合を入れて前日の夕方くらいに入らないと厳しいですね。
オートキャンプみたいになりそうです、さすがにそこまでは頑張れないですね。

また有料駐車場を狙うとしても、扇沢までの一般道(山道)が混んでいる可能性が高いので、6時半頃は空きがあるとはいっても、その時間を目指して行動しても、予定通りには到着しないと思います。
万全を期すなら、朝の4時か5時くらいには有料駐車場に到着しておきたいですね。
ちなみにトイレは、関電トローリーバスの扇沢駅のトイレが利用できます。

雪の大谷ウォークが出来る時期と雪の高さ

雪の大谷ウォークは、一年中できるわけではありません、期間限定です。
その期間は、4月中旬から6月中旬までの2か月間です。

そして雪の高さはというと、一番高いところで、4月中旬は15メートル、それが6月中旬になると11メートルくらいになります。
(平成26年のデータ)
6月になっても思ったほど低くなっていないですね。
なにより、5月最終週から混雑度がB、Cになっていることもポイントですね。

まとめ


雪の大谷を4月から5月前半にかけて見に行くなら、有料駐車場に止める場合でも、かなり気合を入れて早朝に到着するつもりで行動しないと厳しそうですが、5月後半以降は、雪の大谷もあまり低くなっていないわりに、混雑状況は改善する見込み。

そして天気ですが、4月から5月にかけては晴天が多いですが、6月に入ってしまうと梅雨入りも近くなり、雲の多い日が増えそう。

これらのことから、雪の大谷に行くねらい目の日程は、5月最終週の土日ではないかと思います。
この日程ならそれほど頑張らなくても、有料駐車場に止めることができそうです。(無料駐車場は狙いません)