「JALのどこかにマイルを使って、熊本日帰り旅行」シリーズの7回目
熊本空港に戻ってきてからのお話し、熊本市内から熊本空港までは、来た時と同じくJRで帰ってきました。
今回の記事では、空港港内に展示してあるYS-11についてメインに書いていきます。
- この記事のもくじ
- YS-11ってどんな飛行機
- YS-11の展示場所
- YS-11の機内を見学出来る日
熊本空港で屋外展示しているYS-11
熊本空港の敷地内には、YS-11というプロペラの旅客機が展示されています。
この機体は、熊本空港ビルディングが旅客ターミナルに隣接する崇城大学が格納庫に保管していたものを譲り受け、2014年12月から屋外に展示しています。
普段は中に入ることは出来ませんが、毎月第2土曜日に限り機内の見学も可能になります。
この旅行は第2土曜日ではなかったので、機内を見ることは出来ませんでした。
残念・・・
YS-11ってどんな飛行機
ところで、こんなふうに展示しているYS-11はどんな飛行機なんでしょうね。
ちょっと調べてみました。
YS-11は、戦後初めて日本が開発した双発プロペラ機の旅客機で、1965年から2006年までの長きにわたり活躍した旅客機です。
いまのジェット機と比べて小さい機体ですが、国内線はもとより海外(釜山)までの空の航路をむすんでいました。
1997年(平成9年)には定時離陸率99.6 – 99.8%を記録した、信頼性の高い機体だったみたいですね。
しかし信頼性の高い性能とは裏腹に、乗り心地の評判はいまいちです。
わたしも鹿児島から与論島に行くのに乗った事があります。
エンジン近くの座席で、「ぶぅ~ん」というプロペラ廻る音は気になりませんでしたが、
座席全体が結構な振動に見舞われて、電気マッサージ器のごとくでした。
現役時代の終盤は、旅客機の大型化に伴い、しだいに国内線の主要路線からは外れましたが、低速プロペラ機の特徴である、短い離着陸距離を活かして滑走路の小さい離島路線などで活躍していました。
ちなみに、戦後2代目となる予定の旅客機は現在開発中で、その名も「MRJ」。三菱リージョナルジェットの略です。
こちらは東京オリンピックが開催される2020年運用開始を目標に開発中らしいです。
- YS-11の性能
- 全 幅 32.00m
- 全 長 26.30m
- 全 高 8.98m
- 座 席 数 60~64席
- 最大離陸重量 25,000kg
- 巡航速度 450km/h
- 最大運用高度 6,100m
- 航続距離 1,200km
- 離陸滑走距離 1,400m
- 着陸滑走距離 1,110m
- 燃料容量 4,960l
- エンジン形式名:ロールスロイス・ダート MK543-1Q10K
- エンジン推力 :(2,775shp+推力336kg)×2基
YS-11の展示場所
国際線ターミナルから空港内の道路は挟んだ、有料駐車場の横にあります。
道路は横断歩道はありますが、信号はありません。
バスやタクシーなど車は普通に走っているので、横断するときは注意してください。
YS-11の機内を見学出来る日
冒頭でも書きましたが、熊本空港のYS-11は、毎月第2土曜日に機内を見学することができますが、
状況によっては変更となることもあります。
※2017年2月11日(土)の公開は中止で、2月23日(日)に変更となっていますのでご注意ください。
YS-11見学の詳細
施設名 | 桜の小路 |
場所 | 熊本空港 国際線ターミナル 有料駐車場横 |
電話番号 | 096-232-2311(熊本空港ビルディング株式会社) |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 年中無休 |
公式HP | http://www.kmj-ab.co.jp/surprise3.html |
熊本空港公式キャラクター「あそらくん」もまってるよ。
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