出雲大社を参拝して、勢留の鳥居まで戻ってきたら12時過ぎてお昼時です。
ここで出雲名物の割子そばとぜんざいを食べようと思います。
ご縁横丁の割子そば
出雲と言えば割子そばですね。絶対に食べようと思っていました。
参道沿いにはいくつも割子そばのお店があり、出雲大社に向かう道すがらどこにしようか考えていましたが、
お腹が空き過ぎてしまったのと、歩き疲れて一刻も早く座りたかったので、
勢溜の鳥居から道路を渡ったところにある「ご縁横丁」に入りました。
ご縁横丁
ここはそば屋だけでなく、飲食店や土産物店など9店舗が入っており、建物の間に道幅3.5メートルの横丁を設けるのが特徴の商業施設です。
そば屋のほかにぜんざい屋や寿司屋、まが玉のお土産屋などがあります。
そば庄たまきと日本海(寿司屋)
横丁の一番奥にある「そば庄たまき」に入り、割子そばを注文します。
茹でるのに時間がかかるので、注文してから席に座って待つこと数分、
出来上がると呼ばれるのでカウンターまで取りに行きます。
そばは3段の丸い入れ物に入っていますが、テーブルにある食べ方の説明通りに、上の段からつゆを掛けて食べます。
薬味は3回に分けてかけていきます。
肝心の味はというと、なかなか美味しかったですよ、ただ量的には少し物足りないですね。
そば庄たまきを出て、もう少し食べたい気持ちで通りかかったのが、横丁の入り口にある日本海というお寿司屋です。
ここは持ち帰り用の雰囲気のお店ですが、買ったお寿司を店内で食べることが出来ます。
いくつか商品を選んで店内で食べます。
そして、日持ちするということで(翌日までだったかな)焼き鯖寿司と鯖寿司の2種類の押し寿司をお土産用として持ち帰ります。
<割子そば>
出雲そばの中では三段の丸い漆器にそばを盛って出す割子(わりご)そばがもっとも有名な形である。これは江戸時代に松江の趣味人たちがそばを野外で食べるために弁当箱として用いられた形式が基となっている。出雲地方では昔から重箱のことを割子(割盒とも)と呼んでおり、当時の割子は正方形や長方形、ひし形などさまざまな形であったが、1907年頃に当時の松江警察署長の発議によりヒノキを用いた底の厚みのある丸形の漆器に変わった(警察署長の発議は、割子が四角形であると四隅が洗いにくく、衛生的見地から問題があると見たからと言われている。なお、当時の食品衛生は警察の管轄であった)。
<食べ方>
他の地方の蕎麦に比べて、だし汁の掛け方が違う。他地方では蕎麦をだし汁の中に入れる場合が多いが、出雲そばの場合、だし汁自体を器に入れて食べるため、だし汁を入れる容器の口が狭くなっている。それに薬味をかける場合が多く、おろし大根は定番である[1]。 三段重ねの場合、まず一番上の割子にだし汁を全部入れて蕎麦を食し、食べ終わったら残っただし汁を二段目にかけて食す、というふうに、だし汁を使い回しながら上から順に食べてゆく。
日本ぜんざい学会壱号館
割子そばとお寿司で満たされ、勾玉のお土産やを見ながら向かったのが「日本ぜんざい学会壱号館」です。
大納言小豆を使い、紅白の白玉入りの「出雲ぜんざい」を初め、「大盛りぜんざい」「冷製ぜんざい」などメニューが豊富で、
中井貴一さんSPなんてものまでありましたが、初心者はオーソドックスに出雲ぜんざいを注文。
2人で入店したので、取り分け用のうつわもつけてくれました。
歩き疲れた体に甘いぜんざいは染み渡りますねー。
次回は宍道湖一周編になります。