2016年6月 出雲大社に日帰りで行ってきました。
この旅行の計画段階で、決めていたのは、出雲大社と旧大社駅を見る。割子そばとぜんざいを食べる。
これだけです。あとは状況が許すなら石見銀山まで足を延ばそうかと思っていました。
ちなみにブログを始める前の旅行なので写真は少なめです。
出雲大社に近い空港、出雲縁結び空港
出雲大社に一番近い空港は「出雲縁結び空港」です。でもJALとFDAしか就航していません。
どうしてもANAを利用したい場合は、「米子鬼太郎空港」から出雲大社を目指すことになりますが、出雲縁結び空港より30キロ近く離れているので、日帰りという前提があると、羽田から出雲大社に行く場合はJAL一択となってしまいます。
今回も滞在時間重視で始発便と最終便を取っています。
チケットの購入したのは3月末なので、ウルトラ先得を利用しています。
行きのみ空きがあったので1000円追加してクラスJにグレードアップしています。
帰りは普通のエコノミーでしたが、行きよりも料金が高くなっています。
曜日や時間帯よるものなんでしょうね。
今回の飛行機
行き:JAL277便 羽田発 7:25 出雲着 8:55
¥13,390(1人) ウルトラ先得 クラスJ利用
帰り:JAL286便 出雲発 19:25 羽田着 20:50
¥14,790(1人) ウルトラ先得
旧大社駅と出雲大社を見学
レンタカーを借りて出雲大社に向かう
空港についらえあレンタカーを借ります。
この日借りたのは、値段の安さにつられてトヨタレンタカーです。
空港のバス停横に、レンタカー各社の事務所の送迎車乗り場があり、そこから各社のレンタカー事務所に送られていきます。
事務所までは数分。その後、事務所で簡単な手続きと返却時の説明を受けて、レンタカーで出雲大社に向かいます。
この日かりたのは、新型マーチでした。
ここから出雲大社まで約20キロ30分程度の道のりとなっていますが、途中コンビニに寄ったのと、道が1車線で流れが悪かったこともあり、
出雲大社手前の旧大社駅まで1時間近くかかった気がします。
旧大社駅とSL
さて旧大社駅の話です。
この駅はJR大社線の終着駅で、かつては、出雲大社の玄関口になっていました。
1912年から1990年までの79年間、出雲市駅から大社駅までを結んでいましたが、1990年4月1日をもって廃線となり、旧大社駅の駅舎も役目を終えました。
現在の駅舎は、大正13年に神社様式を取り入れ建築された2代目の駅舎で、和風旅館を思わせる木造建築です。
ここの見どころですが、外観は動輪になってる鬼瓦や時代を感じさせるポスト、内部は待合室となっていて、高く作られた天井や木製のベンチの他、切符売り場や運賃表などが当時を思わせるものがいくつも展示されています。
ちなにみ入ってすぐの待合室は三等車(いまの普通車)用の待合室です。
一等、二等車用の待合室は鉄道関係の品が展示されています。
特に運賃表が一番楽しかったです。廃線時のもので駅名や運賃を見ていると、いろいろ想像できて飽きないですよね。
この旧大社駅は、改札を通ってホームに出る事ができます。
ホームから出雲大社方面を見ると、出雲大社の石作りの鳥居を見ることができ、出雲に来た実感が湧いてきます。
旧大社駅のホームは、駅舎面の1番線と1番線から歩いて渡る、島型の2番3番線ホームがあります。
ホームが現在の鉄道駅と比べて低くなっていて、SL時代の名残を感じられます。
そしてホームの3番線にはD51 774号機が野ざらし野外展示されています。
以前は出雲大社境内で展示されていましたが、2001年から旧大社駅での展示となっています。
地元の公園にもD51がありますが、どうやって移動させているんでしょうね。
移動させるところとか見てみたいです。
この子は昭和49年11月30日のさよならSLの機関車として、通常運行としては本州のSLでした。
保存状態は、あまり手入れされていないのでしょう、ボロボロした感じです。
デッキなどはザビて底が抜けそうなので運転席に入るときは注意した方がいいですね。
駅舎はしっかり維持管理されている分、ホームの片隅でこの状態なのは何故なんでしょうかね。
このまま朽ちてしまうのは残念ですね。
旧大社駅の基本情報
住所:〒699-0722 島根県出雲市大社町北荒木441−3
TEL:0853-21-2211
営業時間:9:00~17:00
入場無料
レンタカー以外でアクセスする場合、
JR出雲市駅バス停の1番乗り場から旧JR大社駅まで大人470円。所要時間は時刻表によると30分程です。
時刻表を見ると1時間に1本くらいしかないです。
一畑電車の出雲大社前から歩いても15分ほど見たいですが、運賃490円で、時間も1時間ちかくかかりそうです。
いずも日帰りのつづき
このあと出雲大社や宍道湖一周をしますが、そこらへんは改めて追記していきます。