宮崎県の都井岬までのアクセスと野生の馬が見られるスポットを紹介

宮崎県の都井岬に野生の馬を見に行こうと思っている方のために、都井岬へのアクセス方法と実際に野生の馬を目撃したスポットについて書いています。

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都井岬の野生馬を見に行こう

都井岬は宮崎県の最南端の少し出っ張った部分にあります。
野生の馬は「駒止めの門」(県道36号から500m程のところにある)という野生馬を囲うための門より先でしか見ることができません。
駒止めの門を通るためには協力金(車400円、二輪車200円)を支払います。

都井岬で実際に野生馬を目撃したスポットを紹介していきますが、しかし相手は野生です、必ず見られるワケではないことにご注意を。
また野生馬が遠くにいても見やすい様に双眼鏡の携帯をオススメします。

また野生動物の動きは予測できませんので、必要以上に近づかない方がいいと思います。
特に真後ろは死角なため、後ろから近づく場合は蹴られる可能性もあります。

一応、馬の機嫌は耳の動きで判断できます。こちらのサイトを参考にしてください。
馬の性質

宮崎空港から都井岬へのアクセス

宮崎空港から都井岬までの所要時間

宮崎空港からレンタカーを利用して2時間程度のようですね。

宮崎空港から都井岬までのルート

一般的には宮崎空港から都井岬へ向かう方が多いようです。
「青島」「鬼の洗濯岩」「鵜戸神宮」などのスポットに立ち寄ったりすることが出来ることに加えて、ほぼ海岸線沿で海を見ながら走れるのが魅力的ですね。

ただし、宮崎県道路規制情報の通り、国道448号線の一部が通行止めとなっていて迂回ルートを通る必要があります。
(上に貼り付けたルートマップは迂回ルート使用)

鹿児島空港から都井岬へのアクセス

鹿児島空港から都井岬までの所要時間

鹿児島空港からレンタカーを利用して2時間程度です。

鹿児島空港から都井岬までのルート

鹿児島空港―九州自動車道(鹿児島方面)―加治木JCT-東九州自動車道―曽於弥五郎IC―県道71号―県道63号(合庁入口)―
国道220号(関屋口)―国道448号(串間駅前)―県道36号―都井岬

今回、実際に使用したルートです。
宮崎空港ルートに比べると距離も長く、海も志布志湾沿いの一部でしか見ることができませんが、鹿児島空港から直結の自動車専用道路や街中の県道をメインに走るため、走りやすく時間的にも大きな差はありません。

貼り付けたルートマップでは2時間半弱となっていますが、走りやすい道が多いので、実際には少し早く到着できます。

都井岬の野生馬目撃スポット

下の御崎馬の説明部分にも書いてありますが、冬場は海岸線近くの雑木林へと移動してしまうため、目撃しにくくなるようです。

小松ヶ丘広場

都井岬に入って、初めて野生馬を目撃したスポットです。
道路沿いではなく、丘の上にいました。
路肩に車を止めて、5分ほど草原の丘を登ったとこで野生馬の群れを発見しました。
小松ヶ丘の御崎馬

都井岬国民宿舎付近の道路

道路まで野生馬が降りてきていました。
車を気にする様子もなく、真横をくるまで通過。
道路に出てきた御崎馬

都井岬ビジターセンター横の水道

ビジターセンターの職員の方の話ですが、夏場はここの水道に水を飲みに来るそうです。

駒止めの門付近

他の方のブログを拝見していると、この辺りでの目撃も多いみたいですね。

都井岬の野生馬について詳しくなろう

【御崎馬(みさきうま)】
哺乳網奇蹄目ウマ科。岬馬とも呼ばれる。高鍋藩秋月家によって元禄10年(1697年)福島地方(現在の串間市)に設置された藩営牧場の1つが御崎牧(現在の都井岬)で、開設以来今日まで300余年ものあいだ極めて粗放な周年放牧で飼育され、その繁殖は全く自然にまかされていました。現存する日本在来馬(北海道和種、木曽馬、御崎馬、対州馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬)のひとつで、昭和28年(1953年)に純粋な日本在来馬として国の天然記念物に指定されました。

【特徴】
体長・体高ともに130cm内外で、毛色は主に鹿毛と青毛で、栗毛は極めて少なく、背中に鰻線のあるものが多く見られます。

【生態】
春から夏はノシバやチガヤの豊富な小松ヶ丘や扇山の草地で、種雄馬(しゅゆうば)を中心に数頭の雌馬と子馬で構成された群(ハーレム)を作って過ごします。秋から冬は小さな群に分かれて海岸よりの杉林や雑木林に移動して、ススキやシダあるいはタブノキやアカメガシワなどの茎葉を食べて過ごします。

【春駒(子馬)】
御崎馬の出産のシーズンは 3月~8月で、4・5月に最も多く生まれます。

まとめ


宮崎空港、鹿児島空港からのアクセスは、どちらも所要時間2時間程度ですが、宮崎空港からの方が景色が楽しめそうです。(通行止めには注意)

都井岬の野生馬は「御崎馬」と呼ばれており、駒止めの門より先、小松ヶ丘広場の草原などで見ることができますので、是非、野生の馬を見てきてください。
そして都井岬の野生馬や仔馬の情報を詳しく知りたいかたは、都井岬ビジターセンターを訪れてみるといいですよ。
今年生まれた仔馬の話が聞ける。都井岬ビジターセンター野生馬ガイドのお話し。